体には常在菌と呼ばれる菌が存在しています。アクネ菌も悪さをしなければ、肌を守る役目をしていますが皮脂が増えるとニキビの原因になります。足の水虫であるカンジタと呼ばれる皮膚糸状菌は白癬菌とも言いますがカビが原因の皮膚病です。体の色んな部分に出来ますが、爪の水虫も白癬です。お尻に出来てしまうと、粉を吹いたように白くなり痒みが出る人、痒みは出ないが皮膚が部分的に白くなる人がいます。

お尻は蒸れやすく汗をかきやすい事や皮脂が多いために、清潔にしていても希に起こる皮膚の病気です。白癬は足に起こりやすいので、お尻に感染するのはまれな事です。お風呂に長期間入れなかったり、下着を取り替えていない、夏場のように汗をかきやすい時に体に出来やすくなります。厄介なのは1つ出来ると広がり、白斑のように皮膚が白くなる事です。お尻に白癬が出来るとは普通は考えていませんから、気づかない事も多いようです。アレルギー体質の人は、免疫力が低下しているのでストレスを溜めたり疲労が蓄積されるとカビを雑菌を排除する力が更に弱くなるのでなりやすいようです。

治療方法

爪の白癬には外用薬があり効果的なものが多く出ています。体専用の外用薬も出ていますが、それが白癬であるかどうかを素人が判断するのは難しいものです。皮膚かでは患部の皮膚に付いた皮や粉を取って調べてくれますし、外用薬も処方してくれます。一度白くなると肌の色が戻る迄には時間が掛かりますが、早期に治療を始めれば2週間程度で完治します。白癬はカビですから、下着を毎日帰る事と石鹸で体を清潔にすること、下着で体を締め付けないようにするなどの工夫が必要になります。痒みがあると解りやすいのですが、全く痒みが起きないので白斑と勘違いされやすいようです。皮膚の色の抜け方が違いますから素人判断するよりは皮膚科で診察を受けましょう。

回りの皮膚との境がハッキリ出る人は、部分が白くなりカサカサしています。皮膚の一部だけが薄く白っぽくなる場合もあるので、見た目には解りにくい場合もあるのです。白癬は、痒みや湿疹がなくなると外用薬をやめてしまいがちですが2週間程度は患部に塗り込みカビを退治してしまうのが効果的なようです。

お尻に水虫とは気持ちが悪いのですが、最近は小さな子供に増えている病気の1つです。免疫低下や栄養不足等も原因ではないかと言われていますが定かではありません。一度治っても繰り返す事が多いので、通気性の良い下着にしたりお尻を締め付けない工夫が大切になります。酷く広がる前に治せば完治も早いですから、おかしいと思ったら恥ずかしいより皮膚科できちんと診察を受けてください。デリケートな部位に感染してしまうと大変な事になりますし、そうなると皮膚科ではなく婦人科や泌尿器科での診察となってしまいますよ。