私たち女性には「人には言えない身体の不調への悩み」というものを持つ人が多いですね。

肛門にイボなど出来ていればなおさらのことです。

身体に出来物があるというだけでも気になるのに、肛門にポツッとイボがあれば不快を感じないわけはありませんね。しかも人に気軽に相談することなど、いくら仲の良い友人にでも恥ずかしくてできません。

そこで今回は肛門に出来る可能性があるイボ、中でも多くの人が悩まされるイボ痔についてご紹介します。

「肛門にイボなんて出来たことが無いから」という人も、いざという時のための参考にしてくださいね。

肛門に出来ているイボとはどのようなもの?

肛門にイボなど出来ていて、そこにかゆみや痛みなどを伴えば、かなりの不快感があるものですし、人にはわからない苦痛に襲われたりもします。

しかし、この不快を感じる肛門のイボに悩まされている人の数は意外と少なくないようです。

肛門のイボへの不快感はたまらない

肛門にイボが出来ていると、歩き方までおかしくなります。

できることなら周囲には知られずに素知らぬ顔で過ごしたいのですが、イボの異物感には気持ちの悪いものがあり、顔まで歪んでしまうこともあるためなかなかそうもいきません。

実は私も以前肛門に何か出来ていたことがありました。だからイボのような異物が出来ている苦痛がわかるのですが、椅子に座っている時などには座面がイボに当たり不快感でいっぱいになりますし、それが原因で精神的なストレスを抱えることもありますね。

女性としては出来ることならいつも格好良く綺麗でいたいと願いますので、このような時には、本当につらいですよね。

肛門のイボには様々な種類があった

つらく不快な気分になる肛門のイボには様々な種類があります。

肛門ポリープ

肛門が裂ける症状が続いて傷になり、便で汚れて腫れた状態

血栓性外痔核

肛門に刺激があり、血豆が出来て腫れた状態

尖圭コンジローマ

ウイルスに感染してぷつぷつとした小さなイボが出来た状態

直腸脱

イボのように腸が出ている状態

皮垂

皮膚のたるみがイボのように感じる状態

これらのようなイボが肛門に出来ていても「病院に行くことはイボが出来ている場所が肛門のため、恥ずかしくて嫌だ」という人が少なくありません。

しかし様々な肛門のイボにはそれぞれの症状があり、早目の治療が必要なものもありますし、なるべく病院での診察を受けた方が良い場合もあります。

ちなみに病院に行く時は、なるべく肛門科化肛門外科への受診が望ましいですよ。

肛門のイボでも多く見られるイボ痔とは?

肛門や肛門周辺に見られる症状にはイボ痔、切れ痔、痔ろうの3種類の痔の症状があります。痔には悩まされている人がかなり多いですが、その中でも最も多いのがイボ痔です。

初期段階ではほとんど痛みが無いため「異物に対する不快感を我慢していれば大丈夫!」という人が多いのですが、悪化すると激しい痛みを伴うこともあり、手術が必要になることもあります。

そもそもイボ痔とは?

イボ痔は、便秘でなかなか便が出ないため力を入れていきんだり、デスクワークなどの座ることが多い環境にあったりしてそれらの状態が長く続くと、なりやすい病気です。

それは肛門の構造が関係します。

肛門には肛門の入り口に肛門の柔らかい部分があり、中に入ると歯状線や直腸という器官へ続く構造になっています。

それが便秘や座りっぱなしで刺激を受け続けると、肛門の入り口の柔らかい部分の血管がうっ血したり、肛門の筋肉組織に支障が出たりします。

そして肛門の柔らかい部分の血管が部分的に腫れたように膨らむのですが、これがイボ痔の状態です。

このことから考えてみれば、デスクワークだからイボ痔になる、イボ痔になれば座ることがつらくなるということになりますので、イボ痔はデスクワークの人にとっては職業病とも言えるのものなのかもしれませんね。

イボ痔には外痔核、内痔核の2種類があった

イボ痔には外痔核、内痔核という2種類あり、それぞれにイボができる場所が違います。

外痔核

肛門の入り口周辺、つまり歯状線の外側にイボが出来た状態です。丸くコリッとしたイボで、運動したり飲酒したりして血流が促されて血液が集まると腫れてきますので、激しい痛みを感じることがあります。ただ、基本的に出血は無いイボ痔です。

内痔核

肛門の中に入った歯状線の内側にイボが出来た状態です。肛門の柔らかい部分の血管が刺激を受けてうっ血して起きた状態なのですが、初期であれば排便後にお尻を拭いた時などトイレットペーパーに血液が付くことがあります。しかし、痛みを伴うことはほとんどありません。

ただ内痔核が悪化するとイボが歯状線の外側に飛び出す脱肛と言われる状態になり、痛みを生じるようになります。

外痔核、内痔核は、同じイボ痔でもできる場所によって症状の違いがあるのですね。しかも悪化するときつい思いもしますし、治るまでにかなりの時間がかかることもありますので注意が必要ですよ。

つらいイボ痔の予防法と対処法とは?

痔の原因の一つには精神的ストレスが素となり発症する場合もあります。

そもそも女性の身体は繊細なのですから、ほんのわずかな刺激がキッカケとなり痔を引き起こすことにもなりかねません。

不快感を味わわないためにも、なるべく痔への予防と対処はしっかりとしておきたいですね。

イボ痔の予防法とは?

イボ痔になることを防ぐ為には、イボ痔の原因である便秘と椅子に座りっぱなしによる刺激を、改善することが大切です。

便秘を改善するために

精神的ストレスを軽減できるような対策を考える

自律神経が腸に与える影響はなかなか大きいものです。自分なりのストレス対策を用意しておき、自律神経の乱れを整え腸への悪影響を防ぎましょう。

水分をよく摂る

胃を刺激して腸の蠕動運動を活発にし、便を押し出すようにします。

バランスの良い食生活を心掛ける(特に食物繊維は大事です)

便のカサを増やして、腸を刺激します。

運動不足にならないように適度に体を動かす

腸の蠕動運動を促し、精神的ストレスを軽くする効果があります。

生活習慣の見直しをする

不規則な生活による自律神経の乱れを整え、排便が自然にできる環境を整えます。
1日の中でなるべく排便時間を決めて、排便を習慣づけておくことも大切です。

ということは大切ですね。

また、デスクワークなどの椅子に座りっぱなしによる刺激に対しては

  • ドーナツ型円座クッションの使用をする
  • 時々トイレ休憩などを入れて、トイレの個室でお尻のマッサージをして血行を良くする

ということが大事ですよ。

イボ痔になってしまったら?

もしイボ痔になったら、肛門の周りを温めて血行を良くすることが大切です。

お風呂でゆっくり温まったり、下着の上から火傷などしないように場所をずらしてたまには外したりしながらカイロを当てて温めたりすることは、血行が良くなりイボ痔の対処には効果的です。

また、市販薬の使用をするという方法もありますが、自己判断で対処するとかえって悪化したり、治療が長引く可能性が高くなります。

そのため恥ずかしさがあり病院へはなかなか足が向きませんが、なるべく肛門科や肛門外科などを受診した方が、今後綺麗なお尻を保つためには大切なことですよ。