もし人前でお尻がかゆくなった時、あなたならどうしますか?さり気なく手のひら等で刺激を与えてかゆみを抑える事は出来るでしょうが、なかなかそれが治まってくれなければ心行くまでかきたい、という気持ちでいっぱいになりますよね。

実はその「かゆい」という事は、お尻の黒ずみを引き起こしている事があるのです。

そこで今回は、このお尻の黒ずみとかゆみについての関係をご紹介します。どのような関わりになっているのか、がわかればこのような困った時の何かの役に立ちますから、しっかりとチェックしてくださいね。

お尻がかゆいという事は乾燥が原因?

お尻がかゆい時、自分の部屋等に一人でいると何も考えずにお尻に手を当ててかく事が出来ますね。スッキリするまでかいた後は気持ちの良いものですが、その時お尻に

  • ブツブツが出来ている
  • 皮膚がカサカサになっている
  • 皮膚が硬くなっている

等の症状が見られる事はありませんか?

これ等はお尻が黒ずんでいる時に見られる症状ですが、かゆい時にもみられる症状です。お尻の黒ずみは見た目が汚いのに、かゆみまである事で自分がとても不潔な人のような気がして、気持ちが沈んでしまいますね。

お尻がかゆいとお尻の黒ずみが出来やすくなる

お尻がかゆくなる原因としては

  • 皮膚の乾燥
  • ニキビ
  • かぶれや炎症
  • 血行不良
  • アレルギー

等という事が挙げられます。

この中でも特に「皮膚の乾燥」が原因でかゆくなる人は非常に多く、かゆいからとかゆみが治まるまでかいていると、肌トラブルを起こしてしまいます。その為それが原因でお尻の黒ずみを作ってしまう事にもなりかねません。

乾燥する原因

あなたがいる室内は、部屋中がエアコンの使用等で乾燥していませんか?私達の身体はこのような環境により水分が少なくなり、身体が乾燥します。空気が乾燥していると、喉がカラカラになりますね。身体の乾燥もそれと同じです。

ただ、個人差がありますので同じ環境にいても乾燥の少ない人もいます。その為もしその場に何人かい自分だけがかゆみがあれば、どことなく極まりが悪いと思う事もありますね。

乾燥しやすい人にも原因があり、

  • 元々が敏感肌で乾燥しやすい人
  • ホルモンバランスの乱れにより血行不良の人
  • ストレスを多く感じている為自律神経が乱れている人
  • ある程度の年齢を重ねている人
  • 生活習慣が乱れている人

等が多いようです。

そしてお尻の皮膚もやはりその影響を受けてかゆみを感じる事が増えるようです。

乾燥した時の皮膚の状態

乾燥して皮膚に水分が少なくなるとまず、表皮が乾燥します。これは土が水分を含まず乾いたらヒビが割れる状態と同じなのです。

つまり乾燥して水分が少ないと皮膚の細胞同士の間に隙間が出てしまいます。乾燥した状態でなければ皮脂は水分でしっとりと潤って外的刺激から皮膚を守りますが、水分が不足しているとその機能を発揮しません。

その為外的刺激を受けたり、隙間が出来た皮膚の細胞同士の間に細菌が侵入したりして、かゆみを感じやすくなるのです。

そもそもお尻の皮膚は薄く、皮脂分泌量も少ない部分です。乾燥すると最も影響を受けやすい上に、下着による摩擦などの刺激や締め付け等により血行不良になりやすいのです。かゆくなりやすい事は当然と言っても良さそうですね。

乾燥はお尻ニキビも作り出し、かゆみを伴うようになる

乾燥による刺激はかゆみだけではありません。お尻ニキビも作る原因となり、二次的被害としてお尻のかゆみを引き起こします。そしてそのかゆみの刺激とニキビ跡の色素沈着でお尻の黒ずみを作る要因となってしまいます。

乾燥によりお尻ニキビが出来やすくなる

お尻が乾燥すると外的刺激を受けやすいですね。すると皮膚はその刺激から身を守ろうと皮脂分泌量が通常より増え、非常に速いスピードで皮膚を作り始めます。そしてその作用がどんどん重なるとお尻の皮膚は硬くなるのですが、皮脂が増えている事や重なって出来た皮膚により、毛穴を塞いでしまう状況になってしまう事があるのです。

すると塞がれた毛穴は、ニキビの源であるアクネ菌が繁殖しやすい場所となります。そしてアクネ菌は、毛穴で増えて繁殖し続けニキビを作り出します。

お尻ニキビが出来た皮膚は?

お尻ニキビが出来ればその毛穴という場所は、もうまさにアクネ菌の宝庫です。その宝庫には活性酸素が生成されます。アンチエイジングに大敵な活性酸素は、細菌と闘う役割をするという意外な物でもあります。

しかし活性酸素は身体にとってみれば細胞を傷つけるという悪影響を与える事もします。その為今度は細胞が傷つけられる事を防ぐ為に、メラノサイトが活性酸素から身体を守ろうとしてメラニン色素を生成するのです。

この働きにより活性酸素の悪影響からは免れるようになるのですが、メラニン色素が大量に生成されている為、シミが出来ます。

また、メラノサイトの活性化により皮膚のターンオーバーの作用が低下します。すると古い皮膚と新しい皮膚の入れ替わりが激減しますので、生成されたメラニン色素は色素沈着を起こして黒ずみます。

かゆみによる黒ずみへの対処法

皮膚の乾燥、ニキビ、かぶれ、炎症、血行不良、アレルギーのいずれの原因にしてもかゆい症状は辛いですね。しかし、ここでしっかりとかいてしまっては皮膚に刺激を与えるだけです。

すると刺激から皮膚の保護を行う為、皮膚は硬くなろうとします。そして結果的に皮膚のターンオーバーの低下へと向かいますから、お尻の黒ずみはますますひどくなります。そうならない為にはかゆいけど、かかない事が大切なのです。

かゆい時には

しかしかゆみを我慢してかかないという事はなかなか難しい事です。かゆい時にはその時の処置としてかゆい箇所を冷やしたり、かゆみ止めが塗れる状態であれば塗布して対処しましょう。

そして、かゆみの原因となる物の対処をする必要がありますね。

  • 乾燥には保湿ケア商品で保湿をしましょう。
  • ニキビにはお尻ニキビ専用のケアクリームやジェル等を使用しましょう。

・かぶれや炎症は患部を清潔にして保湿をすると良いですが、ひどい場合は病院での受診をすると安心して治療が出来ます。

・血行不良にはなるべく精神的ストレスを溜めないようにして、自律神経やホルモンの乱れを防ぎましょう。更に下着の締め付けが原因となっている場合もありますのでサイズは見直し、自分に合ったサイズを用意しましょう。また通気性がある事も大切です。

・アレルギーには身体に合わない洋服や下着の素材があるかもしれません。また石鹸が合わない事もあります。心当たりがない場合はこれらが原因となっていないかを一つ一つ探ってみましょう。

かゆい症状の進行を防ぎましょう

かゆい症状が徐々に回復に向かえば、同じ症状が出ないようにしなければなりません。かゆみが治まればお尻の黒ずみを改善していく事も出来ますが、かゆい症状が続けばまた同じ事の繰り返しですからね。

かゆみの原因の対処法を心掛け、早くお尻の黒ずみを改善できるように頑張りましょう。