お尻から汁が出る原因

皆さんはお尻から何らかの原因で、汁のようなものが出て下着が汚れた経験はないでしょうか。

お尻から汁が出る原因は、痔核などの痔の症状の可能性が高いと言われています。

痔にも種類がありますが、中でも痔核(いぼ痔)は肛門付近の血行が悪くなり血管が腫れてしまうことから、肛門にいぼのような腫れができてしまいます。

特に長時間座ることや立ち続けていることにより、お尻の血流は悪くなってしまうので、デスクワークなど長時間座ることの多い人は痔核になりやすいと言えるでしょう。

この痔核は内痔核と外痔核の2種類があり、いぼから汁や出血が起こるのが特徴です。

また内痔核の場合、肛門の内側にいぼができてしまうため痛みを感じることが無く、お尻から汁が垂れるような出血によって気付くことが多いのも特徴的です。

そこで今回は、お尻からの汁や出血の起こる痔核について詳しく説明していきます。

痔核の詳しい症状とその対処法

痔核の対処法を実践する前に、まずは本当に痔核なのか確認をしておきましょう。

お尻から出血や痛みがある場合は痔の可能性が高いですが、切れ痔など痔の場合もあります。

痔核はお尻からポタポタ出血がある場合や排便時に勢いよく出血が起こります。

その他にも肛門付近に何かいぼのようなものができている場合は、痔核なので該当する場合は以下の対処を行いましょう。

清潔に保つ

お尻から出血があるときは、入浴の際に優しく洗ってあげましょう。

また排便後は、トイレのウォシュレットを使用して汚れ落としトイレットペーパーで押さえるように拭くことがベストです。

ガーゼを使用する

お尻の出血や汁によって下着が汚れてしまうこともあるため、ガーゼを敷いておくことがおすすめです。

女性の場合は生理用ナプキンを代用することで、下着に付いてしまうことを防ぐことができます。

下着が汚れてそのままにしまうと抗婚からの粘液などが付着し、かぶれを引き起こすこともあるため、十分に注意しておきましょう。

お風呂で身体を温める

お尻の出血や痛みを抑えるためにも、お風呂で身体を温めることも良いと言われています。

そしてお風呂上がりは、市販の軟膏や座薬を使用することがおすすめです。

このときに使用する軟膏などは、痔専用のものを選ぶことで、止血効果、鎮静効果、消炎効果を期待することができます。

内痔核が進行することで汁が出る?

痔になる人の6割が痔核になっており、激しい下痢やお尻の圧迫などによって肛門に負担がかかることが原因として挙げられます。

そんな厄介な内痔核は、痔核の進行状態によって4段階に分類されています。

初期段階では排便時に出血を伴うくらいの症状ですが、症状が進行してしまうと痔核が肛門の方に出てくるようになります。

そのため肛門の粘液などの汁が下着に付着することもあり、さらに症状が進んでしまうと痔核が自然に直腸内に戻らなくなるので、指で押し込む必要があります。

そして最終的には、指で押し込むことも不可能な状態となってしまいます。

また体力が低下しているときは、細菌が入り化膿してしまう肛門周囲膿瘍になることもありますので、気を付けておきましょう。

万が一化膿してしまうと発熱、腫れ、激しい痛みなどの症状も表れるので、その場合には病院へ受診し、症状に合った薬をもらう必要があります。

痔核などの痔は、このようにお尻から出血や水のような汁が出る症状もあるのですが、高齢者の場合お尻から汁が出てくるのは排便の際に直腸粘液が出てくるものによることもあるため、症状が気になる場合は医師に相談しましょう。

痔核にならないための対策

お尻にできた痔核を改善しても、原因が取り除けていないとまたお尻から出血や汁がでる痔核を発症してしまいます。

よって何度も繰り返すことのないように、日頃の生活から見直していきましょう。

食生活の改善

食事が関係あるの?と思う人もいるかもしれませんが、食事によって便秘や下痢になりやすくなり、痔核と大きな関係があります。

バランスの良い食事をするだけでも、便秘や下痢②なりにくく、予防や改善をすることができます。

特に女性の場合はダイエットで無理な食事制限を行うことで、便秘になりやすくなってしまうこともあるので、いずれにせよ食生活の改善をまずは行っておきましょう。

朝食、水分補給

今では忙しく時間が無いからと朝食を食べない人が多いですが、朝食は便意を起こすために重要なポイントです。

また水分をしっかりと補給することで便が排出しやすくなるので、痔核になっている場合でも無理にいきむことが無くなり、治りやすくすることが可能です。

同じ姿勢が長時間続かないようにする

長時間座ったり立ちっぱなしの状態が続くと下半身の血行が悪くなり、お尻に体重の負荷がかかるので痔核になります。

よって長時間座ることなどの多いときには、こまめに立ち上がり休憩をするように意識しておきましょう。

このように生活の中でも、少しのことに気を付けておくだけで、痔核の予防、改善をすることが可能です。

いかがでしたか?

お尻から粘液などの汁が出て、早く解消したい人は、肛門科に受診して適切な処置を受けることをおすすめします。