肛門のかゆみについて

「肛門がかゆいのは自分だけなのかな…」と悩んでいる方もいるかと思いますが、実は肛門がかゆいと感じたことのある人は意外にも多くいることが分かっています。

しかし肛門のかゆいからといって病院に行くのも、少し恥ずかしく気が引けるからといってそのまま放置してしまう人も多いのが現状です。

そもそもこの肛門がかゆい原因はさまざまなものがあると言われており、その中には病気の可能性も含まれているので、一時的なものだろうと放置してはいけません。

特に肛門のかゆみ以外にも血便などの症状がある場合には、放置せずにただちに病院へ受診することをおすすめします。

また女性の場合、肛門にかゆみが起こるのは生理中のかぶれからくることもあります。

生理中のナプキンやおりものシートもその原因になり、肛門がかぶれてしまいます。

そして排便後の拭き残しも、肛門がかゆくなる大きな原因のひとつとなっています。

よって今回はこのような肛門のかゆみの原因など詳しく解説していきますので、肛門がかゆいと悩んでいる人は是非参考にしてみて下さい。

肛門がかゆくなる原因とは

肛門がかゆくなってしまう原因を把握しておくことで、それを予防し改善することに役立ちます。

特に肛門はデリケートな部分でもありますので、最低でも日頃から清潔に保つように意識しておきましょう。

お尻を強く拭き過ぎる

排便後の拭き残しは肛門のかゆみに繋がると上記で紹介しましたが、その反対に拭き残しを避けるために強く肛門を擦ったり、何度も拭いたりすることでも肛門は傷付いてしまいます。

さらに肛門は体の中でも特にデリケートなので、強く拭き過ぎると痛かゆいと感じてしまうことがあるので、お尻を拭く際には押さえるように優しく拭くようにしておきましょう。

便秘

女性の多くが便秘で悩んでいる傾向にありますが、その便秘も肛門がかゆくなる原因となっています。

そもそも便秘だと肛門に便が残りやすくなるので、その便が刺激となってかゆみの原因になるのです。

洗い過ぎ

肛門のトラブルで多くなっている原因が、肛門の洗い過ぎです。

排便後に清潔に保つことはかゆみの予防に大切ですが、洗い過ぎてしまうと肛門のバリア機能が低下し逆効果になってしまいます。

またお風呂の際に石鹸で何度も洗うのも、かゆみが出る原因になることがありますので注意しておきましょう。

肛門がかゆい症状を招く病気とは?

肛門は清潔に保つことが1番大切ですが、お尻の蒸れなどでもかゆみの症状は出てきてしまいます。

しかし肛門にかゆみの起こる病気もあるため、かゆみが治らない場合は病院に受診し専門医からのアドバイスを受けるようにしておきましょう。

肛門掻痒症

肛門がかゆくなる主な原因は肛門掻痒症で、特に肛門のかゆみがこの病気の症状となっています。

この肛門掻痒症は湿気や洗い過ぎなどにより起こってしまう症状です。

よって上記でも説明した通り肛門を掻いて傷付けないように、日頃から気を付けておきましょう。

皮膚カンジダ症

皮膚カンジダ症は、身体の免疫力が低下することでなりやすくなっています。

またカンジダは常在菌とも言われており、これは人間の皮膚に存在しているものなので、皮膚カンジダ症なった場合は市販の薬を使用するより、病院で薬を処方してもらうのがおすすめです。

接触皮膚炎

接触皮膚炎は女性がなることが多く、ナプキンや下着による摩擦によって起こる症状です。

特に、合わない下着を使用していると食い込んでしまうため、それによって摩擦が起こり肛門もかゆくなってしまいます。

その他にも市販の肛門スプレーやウェットティッシュを使用することもこの病気の原因になるため、それらの使用はなるべく控えておくようにしておきましょう。

肛門がかゆいときの対処法

肛門がかゆいとついつい掻きたくなりますが、肛門のかゆみを早く対処するにはなるべく刺激しないように注意しておく必要があります。

肛門を掻くことにより傷ができ、菌などが入ることで症状が悪化してしまうこともあるので、肛門がかゆいと感じたときには、肛門を清潔に保つようにしておきましょう。

そして排便後には、トイレのウォシュレットを使用し軽く洗うようにすることもおすすめです。

しかし上記でも述べている通り、洗い過ぎはバリア機能が低下して肛門にかゆみを出す原因になりますので、お風呂で洗う時にも必要以上に洗わないようにしておくことが重要です。

また肛門のかゆみの原因にもなる便秘にならないように、まず食事や生活習慣を見直しておくことも肛門のかゆみ対策に繋がります。

そもそも便は排出したつもりでも、実際には残っていることも多いため、自分に合った治療法で改善していくようにしておきましょう。

肛門のかゆい症状に最も効果的なのは処方された薬!?

肛門がかゆい場合は病院を受診し、原因を調べて症状に合った薬を処方してもらうことが最も早い改善に繋がります。

もちろん市販の薬で改善されれば問題はありませんが、症状によっては合わないものもあるので、注意しながら使用しなければなりません。

よって肛門のかゆみは悪化させないためにも、病院へ受診し塗り薬などを処方してもらうことをおすすめします。

しかし肛門がかゆいときには何科に行けばいいのか分からない人もいらっしゃいますが、肛門などのトラブルは肛門科や皮膚科に行くのがベストです。

また女性の場合は、婦人科などでも診てもらうことが可能です。

どうしても肛門を診てもらうのは恥ずかしいと感じる人も出てきてしまいますが、病院に行けば同じ悩みで来ている人も多く全く恥ずかしいことではないので、取り返しが付かなくなる前に専門医に診てもらうことをおすすめします。

また日頃から肛門を清潔に保つことを意識していれば、かゆみの予防にもなりますので、自分にできることからまずは改善していくと良いでしょう。