知らないうちに身体の一部にぶつぶつができていると「もしかして何かの病気?」と不安になりますね。このような場合には、皮膚科での診察を受ける人も多いようです。

しかしそのぶつぶつがデリケートゾーンであるお尻に出来ていたとしたらどうでしょう?病院に行く方が治りも早いし、安心できるとわかっていても恥ずかしさが先に立ち、受診には消極的にもなりますね。

そこで今回は、このお尻に出来たぶつぶつに対する皮膚科受診についてのご紹介をします。実はあなたが悩んでいるような、お尻のぶつぶつでの受診は意外に多いのですよ。

皮膚科受診はどのようなものか、しっかりとチェックして参考にしてくださいね。

このぶつぶつが原因で綺麗なお尻は汚くなった

今やほとんどの女性がトータルビューティーを目指してボディにも手をかけエステに通ったり、こだわりのケア商品で磨きをかけたり、と日夜努力を重ねる時代です。それなのに、ある日突然自分のお尻にぶつぶつがあることに気が付けば…思わずため息も出ますよね。

見えない場所だけに女性としての身だしなみを問われる事にもなりかねませんし、何と言ってもお尻が汚くなったということで気持ちが沈んでしまいます。

一体このぶつぶつは何なのか、気になりますよね。

お尻のぶつぶつに考えられる3つの種類

毛孔性角化症

「さめ肌」とも言われます。よく二の腕に出来ていて、若い頃からその存在に悩む人が多いぶつぶつですが、遺伝との関係が深いものです。

肥満になるとぶつぶつは更に目立ちますので、体型維持は大切ですね。 

粉瘤

毛穴に皮脂や垢がギューッと詰まっている状態です。本来であれば、顔や頭皮などにできることが多いようです。

化膿すると赤く腫れて痛みを伴う場合もあります。

ニキビ

皮脂の分泌が影響し、毛穴に汚れがたまった中にアクネ菌という皮膚の常在菌が繁殖してニキビが出来ます。

お尻のぶつぶつは、このお尻ニキビが多いようです。

お尻ニキビができる理由

ニキビが出来る原因には

  • 不規則な生活
  • 食生活の乱れ
  • 睡眠不足
  • ストレス

等の生活習慣の乱れとホルモンバランスが大きく関わってきます。

そのため直接的な原因というものを調べることについては、なかなか難しい状況です。

しかしお尻のニキビについて考えられることは上記の原因の他に

  • 下着による蒸れ
  • 座りっぱなしによる角質への影響

も挙げられます。

下着による蒸れ

私たちは基本的に一日中下着をつけて生活しています。しかし下着の素材によっては通気性の悪いものもあり、お尻が蒸れてしまいます。これは衛生的に考えてあまり好ましくない状態ですね。

可愛い素敵なデザインにこだわることもオシャレ女子の条件ではありますが、お尻が汚くなってしまっては、せっかくのデザインも台無しになってしまいます。

下着を選ぶ時には素材を第一に考えた方が、綺麗なお尻を保てますね。

角質への影響

デスクワークなどでは椅子に座りっぱなしが多いですね。しかしこの時お尻の皮膚には負担がかかり、角質が硬くなっています。

そのため毛穴をふさぎますのでその毛穴の中で皮脂がたまり、アクネ菌が繁殖してニキビを作り出してしまいます。

座った時に「お尻が痛い!」と感じた時はこのニキビが出来ている状態です。このような状況を感じたら、悪化する可能性がありますので早目の対処が必要です。

お尻ニキビが悪化するとニキビ跡がクレーター状になる

ニキビの初期症状は白ニキビです。毛穴の中に皮脂がたまり、そのままの状態にしておくと炎症を起こします。

するとその部分は赤くなり腫れが生じてニキビ跡ができ、お尻の皮膚はクレーター状になり陥没したり黒ずんだりします。

陥没すると後にはもう、しっとりすべすべのお尻を望むことは難しくなります。

そのためお尻ニキビには要注意ということになります。

毛孔性角化症や粉瘤も悪化の恐れは十分ある

毛孔性角化症は小さなぶつぶつが気になりますので、これを失くそうと皮膚をこすりがちです。しかしあまり刺激を与えると、皮膚が傷つけられ炎症を起こす可能性もあります。

粉瘤についても気になって、つい潰してしまいがちです。しかし、潰した部分からばい菌が入り、化膿して赤く腫れあがる可能性があります。

これらのぶつぶつも迂闊に触ったり潰したりすることは要注意ですよ。

お尻のぶつぶつ撃退として皮膚科受診も一つの方法

小さなぶつぶつでも、簡単にセルフケアができない場合もあります。安心して綺麗なお尻を取り戻すためには、皮膚科への受診も一つの方法です。

デリケートゾーンのトラブルについては精神的にも負担がかかりますが、やはり大切なお尻の皮膚ですからしっかりと対処することも大切です。

美容外科受診もありますが…

お尻のぶつぶつには皮膚科や美容外科が対象ですが、ぶつぶつや炎症であれば皮膚科の治療をおすすめします。

「皮膚科は男性医師が多そうで、お尻を見せるなんていくら病院でも恥ずかしい!でも美容外科ならほとんどが女性医師のようだし、女性なら私の悩みもしっかりと受け止めてくれそう」と考えますね。

確かに美容外科も大丈夫です。

しかし皮膚のぶつぶつや炎症には塗り薬での対応で様子を見た方が良いですし、もしかしたら何らかの病気でぶつぶつができているのかもしれません。そのような時に早目の発見をするためには皮膚科の方が適しています。

お尻を直接見せることが恥ずかしいからと事情を話すと、患部を撮った写真で診てくれる皮膚科も多いですよ。受診前に電話で確認しておくと気が楽ですね。

お尻のぶつぶつへの皮膚科治療とは?

特に症状がひどくなければ状態を確認後、その症状に合わせたアドバイスをしたり、塗り薬を処方したりという治療がほとんどですが、レーザーやピーリングによる治療も行われています。

ただ、ぶつぶつがニキビや毛孔性角化症であれば最初は塗り薬での対応が多いのですが、粉瘤の場合は症状や状態によっては、切除した方が良いこともあります。

処方される薬はどのようなもの?

処方される薬については、ニキビの場合は抗生物質や抗炎症剤などの塗り薬、毛孔性角化症の場合はサリチル酸ワセリン、尿素配合クリーム、保湿剤等が多いようです。

また、体質を改善するという考え方から漢方薬を処方されることもあります。

ただ、医師によってはなるべくなら薬は使用をしない方が良いからと「まずは、とにかく石けんでしっかりと洗いなさい」と言われることもあります。
 

抗生物質の副作用は?

菌を殺すということから、早い効果が期待できます。そのため患者の中には抗生物質を好む人も多いようですが、あまり好ましくない副作用というものもあります。

塗り薬であれば効果がなかなか見られない場合や、使用のし過ぎで慣れてしまいその効果が薄れる場合もあります。

飲み薬については便秘や下痢をすることもあり、免疫を低下させることもあります。そのためアトピー性皮膚炎を引き起こす可能性もあります。

抗生物質の使用は医師の注意事項をしっかりと聞いた上での使用が大切ですね。

気になる治療の費用は?

レーザー治療やピーリングをする場合は病院によって違いはありますが、保険が適用されないものもあります。

しかし、それ以外で薬の処方などであれば保険が適用されますので、費用は抑えられます。