ニキビと吹き出物は同じ様で違う

一見、同じようにみられるニキビと吹き出物ですが、実は発生する原因もケアの仕方も全く違います。

違いが分からないまま間違ったケアをしても、治りが遅くなるだけです。
そこで、ニキビと吹き出物の違いについてまとめました。

ニキビと吹き出物の原因

ニキビと吹き出物は症状が似ていますが、原因が違います。

原因を正しく理解して、自分の顔や体にできているのはどちらなのかを判断できるようになりましょう。

ニキビの原因は皮脂の過剰分泌

ニキビは主に思春期を迎える10代に多く起きます。ニキビは皮脂の過剰分泌によって起きています。

その為、皮脂が分泌されやすい、顔のTゾーンや胸の周り、背中等の皮脂が良く出る部分にできる事が多いです。

これは、丁度思春期を迎える10代の頃に成長ホルモンが活発になる事が関係しています。

それにより、体のホルモンバランスが崩れ、皮脂が過剰に分泌されるようになるのです。

この過剰に分泌された皮脂によって毛穴がつまり、詰まった毛穴に雑菌が繁殖してニキビになります。

原因が成長によるホルモンバランスの崩れですから、体が成長に合わせて安定してくれば、ニキビも落ち着いていきます。

吹き出物の原因は複数の原因が絡み合って起こる

吹き出物が出来るのは主に20~30代の大人になった頃からです。その為、「大人ニキビ」とも呼ばれます。

できる場所も思春期のニキビとは違い、顎回りや顔の横等の皮脂の分泌が少ない部分に繰り返してできる事が多いです。お尻ニキビもこの一つと言えるでしょう。

吹き出物もニキビ同様、ホルモンバランスの崩れが原因ですが、成長の様に原因が決まっているわけではなりません。

栄養バランスの乱れた食事や、不規則な睡眠時間、アルコールやタバコ、過度のストレスやメイクをはじめとした肌への刺激、生理や病気等、ホルモンバランスが崩れる原因がたくさんあります。

原因はたくさんありますが、何らかの原因により肌の正常な機能が崩れると、肌から水分が失われて、肌が硬くなります。

肌の中の皮脂と水分のバランスが崩れ、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビになるのです。

吹き出物は皮脂の少ない部分にできますが、これは元々皮脂が少ない肌はダメージを受けやすい部分だからです。

脂肪は肌のダメージを緩和させる機能もあり、脂肪が少ないとその分ダメージを受けやすくなります。

様々な原因により肌が弱っていると、こうした元々弱い部分は特に弱くなります。その為、肌のダメージが表れやすいのです。

ニキビと吹き出物を適切にケアする方法

ニキビと吹き出物は、できる原因や場所がそれぞれ違います。それに合わせて、適切なケアをする必要があるのです。

それぞれのケアについて紹介します。

ニキビのケアには余分な皮脂を取り除くケアが重要

ニキビは皮脂の過剰な分泌が原因です。肌を正常な状態に戻すには、余分な皮脂を取り除く必要があります。

また、ニキビの原因となる雑菌が繁殖しないように、肌を清潔にする必要もあります。

ニキビが出来た時は、朝と夜の洗顔を丁寧に行う事が重要です。
思春期の頃は、皮脂の過剰分泌によって雑菌が繁殖しやすい状態になっています。

雑菌の繁殖は皮膚の正常な働きを邪魔するので、放っておくと皮膚の回復も邪魔されてしまいます。

そうなるとニキビが増え、皮膚が回復されないまま跡となって残ってしまいます。
朝と夜に正しい洗顔を行う事によって、雑菌の繁殖を抑える必要があるのです。

思春期ニキビが出来ている時は、正しい洗顔を行うようにしましょう。
洗顔料をしっかりと泡立てて、手が顔に直接当たらないように、泡で洗う様にします。

皮脂の多いTゾーンから洗っていき、最後に泡が残らないように丁寧に洗い流します。

洗顔の後は化粧水で保湿をします。
皮脂には肌を潤す効果が無く、皮脂を取り除くと肌が乾燥した状態になります。

肌が乾燥していると乾燥している肌を守ろうと皮脂が出てしまうので、しっかりと保湿してあげて下さい。

肌の水分が十分ある状態になれば、皮脂の量も落ち着いていきます。

うるおい成分であるヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドの入った化粧水でしっかり保湿してあげて下さい。さっぱりとした使い心地の化粧水がおすすめです。

化粧水で保湿をしたら、乳液やクリームでふたをしてあげて下さい。

乳液やクリームの量が多いと逆効果になってしまうので、ごく薄く塗るようにするのがポイントです。

ニキビの薬を使う時は、洗顔後ニキビの薬を塗ります。薬を塗った部分には化粧水や乳液が付かないようにケアして下さい。

吹き出物には生活習慣の見直しと保湿ケアが有効

吹き出物のケアですが、吹き出物のケアで重要なのが生活習慣の見直しです。

吹き出物は乱れた生活習慣が原因ですから、これを正さない限りニキビは繰り返しできてしまいます。食生活や睡眠、嗜好品等、心当たりがないか調べて下さい。

この他、ストレスを溜めないような生活を送る事も重要です。

夢中になれる趣味を持つ、適度にリラックスする時間を持つ等、定期的にストレスを解消できる時間を持つようにして下さい。

ニキビのケアは、保湿を中心にしたケアを行います。

吹き出物は、様々な原因によって肌の皮脂や水分バランスが乱れている為に起こる肌トラブルです。皮脂バランスを元に戻す必要があります。

皮脂バランスを正常に保つには、角質層に水分が十分に行き渡っている必要があります。

保湿を中心としたケアをする事で、皮膚バランスを正常に戻せば、皮膚が柔らかくなり毛穴に角質や皮脂が詰まる事も少なくなります。

吹き出物が出来た時は、保湿ケアがとても重要なのです。

化粧水や美容液は肌に水分や栄養を与えるタイプがおすすめです。
ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドが入った化粧水や美容液が効果的です。傷付いた肌を回復させる、ビタミンC誘導体もニキビの治りを早める効果があります。

化粧水や美容液で肌に水分を補給したら、乳液やクリームでふたをしてあげて下さい。

この時は、ワセリンの様に肌の水分を逃がさないようにする効果のあるタイプがおすすめです。

この他、肌の余分な角質を取り除き、肌を柔らかくしてくれるピーリングもおすすめです。
大体、週に1回程度行うようにすると、肌を柔らかく保つ事が出来ます。

皮膚に刺激を与えるケアなので、ニキビが出来ている時よりも、ニキビが治った後や予防として使うといいでしょう。

ニキビと吹き出物の違いを良くとらえて、正しいケアをしよう

ニキビと吹き出物はできる原因や場所、ケアの方法も違います。それぞれの違いをよく理解して、正しいケアを行うようにして下さい。